2025年04月30日
「うちの土地って、いくらで売れるんだろう?」
そんなふうに思い始めた方にとって、最初の壁が「価格って、どれを参考にしたらいいの?」という疑問ではないでしょうか。
この記事では、不動産売却の場面でよく目にする「公示価格」と「実勢価格」の違い、そして狭山市周辺の傾向について、わかりやすくご紹介します。
土地を売るときに、「うちの土地っていくらなんだろう?」と気になりますよね。
そのときよく出てくるのが「公示価格」と「実勢価格」。
このふたつ、似ているようで役割が違います。ここでしっかり押さえておきましょう。
公示価格は、国土交通省が毎年1回(3月頃)発表する土地の価格のことです。
全国の標準的な地点を選び、その場所の「適正な価格はいくらか?」を国が決めて公表します。
これはいわば“基準になる価格”で、以下のような場面で使われます:
ただしこれはあくまで「目安の価格」であって、実際にこの価格で売れるとは限りません。
実勢価格は、実際にその土地が売買されたときの価格です。
「このエリアで〇〇万円で売れた」という、リアルな取引価格がこれにあたります。
不動産の売却を考えるときに、一番気になるのはこの「実勢価格」。
市場の動きや近隣の取引事例、土地の形状や接道状況、建物の有無など、さまざまな要因で金額は変わります。
📌 公示価格=目安 ⇦ 国が決めた基準価格
📌 実勢価格=現実 ⇦ 実際に売れた価格
土地の価格を知るときには、どちらか一方ではなく「両方を参考にする」ことが大切です。
これらを踏まえて、自分の土地の「今の価値」を知っていきましょう。
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「公示価格」と「実勢価格」、どちらも土地の価格を表す言葉ですが、役割や使いどころが少し違います。
不動産を売却しようと考えたとき、混乱しやすいこの2つをどう使い分ければいいのか、具体的に見ていきましょう。
「うちの土地っていくらくらいなんだろう?」と気になったとき、最初の目安として使えるのが公示価格です。
これは国が毎年公表しているもので、近隣エリアの標準的な土地にどれくらいの価値があるかを教えてくれます。
【例】
・狭山市内の○○町では、1㎡あたり◯万円
・隣の入間市では、もう少し高い(または低い)傾向 など
大まかな価格帯をつかむにはとても便利で、不動産会社に相談する前の事前リサーチにもぴったりです。
ただし、公示価格はあくまで「平均的・標準的な条件下での価格」です。
実際の土地は、日当たり、道路の広さ、形、駅までの距離など個別の条件で大きく変わります。
次のステップとして、売却を本格的に考えるなら重要なのが実勢価格。
これは、近隣で実際に売買された土地の価格をもとに判断します。
例えば、「似たような広さ・場所の土地が〇月に〇〇万円で売れた」などの事例が参考になります。
市場の動きに影響されるため、景気や地域の人気度などで価格が上下するのもポイント。
売り出す価格を決めたり、購入希望者から値引き交渉されたりするときには、この実勢価格を基準に考えるのが現実的です。
実際に不動産会社へ相談して「査定」を依頼すると、
などを総合的に見て、「いくらくらいで売れそうか?」を見積もってくれます。
査定結果を鵜呑みにするのではなく、公示価格や実勢価格を自分でも少し把握しておくと、
「その金額は高すぎない?」「もっと出せそう?」と冷静な判断がしやすくなります。を余儀なくされた場合、その費用や精神的負担を理由に売主へ賠償を求めるケースも考えられます。
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狭山市周辺で土地を売却する際、どちらの価格を参考にすべきかは、実際に市場を把握していることが大切です。
公示価格と実勢価格の違いを理解した上で、それぞれをどのように活用するか、また、実際の傾向を掴んでおくことが売却の成功に繋がります。
狭山市内の公示価格は、毎年更新されますが、近年では住宅需要の高まりや周辺地域の発展により、一定の上昇傾向を見せています。
特に駅近のエリアや商業施設が集まる地域では、値上がりを示す傾向があります。
しかし、全体的に見ると、依然として他の大都市圏に比べて比較的手頃な価格帯が続いているため、エリア内での購入を検討している買主には魅力的な選択肢となっています。
実勢価格については、狭山市周辺でも地域によって差があります。
例えば、駅から徒歩圏内のエリアでは、実際の売買価格が公示価格よりも高い場合が多いです。一方で、少し離れたエリアや開発が進んでいない場所では、実際の取引価格が公示価格よりも低くなるケースもあります。
地元の不動産会社に相談することで、実際に取引された価格事例を把握することができます。
公示価格と実勢価格の間には必ず差が生じます。
その理由としては、土地の立地や形状、周辺環境の影響が大きいことが挙げられます。例えば、公示価格はあくまで「標準的な土地」に基づいていますが、実際には道路の広さや日当たり、近隣施設の有無などが価格に大きく影響します。
また、地域の人気度や市場の動向によって、同じエリア内でも取引価格に大きな差が出ることもあります。
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土地を売却する際には、公示価格だけで判断せず、実際の売買事例=実勢価格をしっかり把握することがポイントです。価格の違いに惑わされず、それぞれの意味や役割を理解することで、納得のいく売却がしやすくなります。
とはいえ、「何から始めればいいのか分からない…」という方も多いはず。そんなときは、不動産のプロに相談してみることが一番の近道です。
狭山市で土地売却をご検討中なら、地域に根ざした対応で信頼のあるハート・コンサルティング株式会社にぜひご相談ください。
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