バーチャルステージングとは?不動産売却におけるメリットとやり方を解説

バーチャルステージングとは?不動産売却におけるメリットとやり方を解説

この記事のハイライト
●バーチャルステージングとは、仮想空間で物件を魅力的に演出する販売手法の1つ
●従来のホームステージングよりも少ない手間とコストで、高い宣伝効果が期待できる
●導入している不動産会社はまだ少ないため、専門会社への依頼がおすすめ

不動産の魅力を最大限に引き出す「バーチャルステージング」をご存じですか?
不動産の早期売却につながる方法の1つとして、近年注目を集めています。
そこで今回は、バーチャルステージングとはどのような売却方法なのか、バーチャルステージングをするメリットや、バーチャルステージングのやり方について説明します。
埼玉県狭山市を中心に入間市、日高市、飯能市、川越市、所沢市やその周辺エリアで不動産売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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不動産売却時に実施するバーチャルステージングとは

不動産売却時に実施するバーチャルステージングとは

バーチャルステージングとは、売却する不動産の仮想空間を作成し、室内を魅力的に演出することです。
新型コロナウイルス蔓延の影響で外出を自粛する方が多かったため、バーチャルステージングの需要が高まり、新しい内覧のスタイルとして採用する売主が増加しました。
すべてをフルCGで作成することもあれば、空室状態の実際の室内写真に家具やインテリアをCG合成するケースもあります。
施工前の不動産やリフォーム工事中の不動産であっても、フルCGを利用したバーチャルステージングであれば内覧が可能です。
バーチャルステージングされた物件の画像は不動産情報サイトに掲載され、買主は自宅にいながら内覧ができる仕組みとなります。
家具やインテリアが設置された状態の室内を見られるため、空室状態の画像よりも実際の生活のイメージを描きやすい点が特徴です。

ホームステージングとの違いとは

これまでも、不動産売却において「ホームステージング」という販売手法が採用されてきました。
ホームステージングとは、売却する不動産の家具やインテリアをコーディネートして、室内を魅力的に演出することです。
ホームステージングはアメリカで1970年代に誕生し、今や欧米では不動産売却の常識的なスタイルとして定着しています。
しかし、実際に家具やインテリアを用意しなければならないホームステージングにはそれなりの手間と費用がかかるため、日本では欧米ほど普及していないのが現状です。
その点、バーチャルステージングでは費用と手間を大幅に削減することができます。
バーチャルステージングはホームステージングの手法の1つではありますが、従来のホームステージングとはコストと手間の面で大きな違いがあるといえるでしょう。
また、バーチャルステージングを「VRホームステージング」と呼ぶこともあります。

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不動産の売却時にバーチャルステージングを実施するメリットとは

不動産の売却時にバーチャルステージングを実施するメリットとは

バーチャルステージングには、不動産売却においていろいろなメリットがあります。

バーチャルステージングのメリット1:住みながらの売却がしやすい

バーチャルステージングの大きなメリットの1つが、売却する不動産に住みながらでも内覧がしやすい点です。
不動産売却のために退去を急いだり、居住中の家で内覧を実施する必要がありません。
また、早い段階からバーチャルステージングによる内覧が開始できるため、早期売却が期待できるでしょう。

バーチャルステージングのメリット2:費用を抑えられる

従来のホームステージングでは、家具やインテリアをレンタルするのが一般的です。
そのため、レンタル費用がかかります。
さらに、レンタルした家具を搬入、設置、搬出するための費用も必要です。
ホームステージングのやり方や不動産の広さやによっても費用は異なりますが、20万~30万円ほどがかかると考えておきましょう。
一方、バーチャルステージングにかかる費用は原則としてCG加工の依頼費のみです。
どの程度のCG加工を依頼するのかによって費用が異なりますが、1万~5万円ほどで完了するケースが多いでしょう。

バーチャルステージングのメリット3:手間が少ない

バーチャルステージングは、担当者が売却する不動産を写真撮影し、それを基にCG加工を進めるというやり方が一般的です。
撮影は1時間もあれば終了し、売主の立ち合いが不要なケースも珍しくありません。
ホームステージングでは家具の搬入から設置完了までの立ち合いが基本となるので、バーチャルステージングのやり方のほうが売主の負担が軽いといえます。
また、不動産に居住しながら売却活動を進める場合、これまでは内覧予定が入るたびに清掃などの準備を徹底しなければなりませんでした。
しかし、バーチャルステージングを利用すれば、仮想空間で内覧ができます。
買主も現地に足を運ぶことなく気軽に内覧できるため、売主買主の双方にとって手間の少ないシステムです。

バーチャルステージングのメリット4:第一印象が良くなる

近年は、「まず不動産情報サイトで物件を探す」という買主がほとんどです。
そのため、不動産情報サイトに掲載する写真でいかに物件の魅力を伝えられるかがポイントとなります。
室内を理想の状態に演出できるバーチャルステージングは、第一印象を良くする手法として効果的です。
まだまだ認知度が途上中のサービスだからこそ、現時点で活用すればその他の物件との差別化が期待できます。
バーチャルステージングのやり方はいろいろありますが、「単身者」「ファミリー」「女性」などのターゲットを定め、ターゲットの需要に沿った演出をすることも可能です。

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不動産売却のためのバーチャルステージングのやり方とは

不動産売却のためのバーチャルステージングのやり方とは

バーチャルステージングを活用した不動産売却を希望する場合、やり方は2パターンあります。
不動産会社に依頼する方法と、バーチャルステージングの専門会社に依頼する方法です。

不動産会社に依頼する方法とは

媒介契約を結んでいる不動産会社に、バーチャルステージングを依頼する方法です。
売主がバーチャルステージングの費用を負担することもありますが、「専属専任媒介契約、もしくは専任媒介契約を締結すること」「査定価格が一定のラインを超えていること」などを条件に、無料でバーチャルステージングを実施する不動産会社もあります。
ただし、日本ではまだバーチャルステージングを採用している不動産会社は多くありません。
そのため、バーチャルステージングの専門会社に依頼するやり方のほうが現実的だといえます。

専門会社に依頼する方法とは

確実にバーチャルステージングを実施したいのであれば、専門会社への依頼がおすすめです。
専門会社であれば、予算や完成イメージなど、細かい希望を相談しながら進められます。
コストを抑えたい場合は、売主本人が不動産の画像を撮影し、それにCG加工を依頼する方法も可能です。
より質の高いバーチャルステージングを希望するのであれば、撮影から専門会社に任せることで、広角レンズで撮影した画像を基に360度展開する内覧写真が作成できます。
また、専門会社ならではの高い技術や多様なサービスも魅力です。
たとえば、「利用者がVR上で自由に家具を配置できる」「配置した家具の表示、非表示を切り替えられる」など、さまざまな選択肢が用意されています。

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まとめ

バーチャルステージングは、これからますます注目が集まると考えられる、新しいスタイルの内覧方法です。
不動産情報サイトで物件探しをする買主が多い現代において、高い宣伝効果が期待できます。
また、ホームステージングの従来のやり方よりも、コストと手間を省ける点が大きなメリットです。
よく知らないからと敬遠している方も、不動産売却の際には一度検討してみることをおすすめします。
狭山市で不動産売却のご相談は「ハート・コンサルティング株式会社」へ。
正直で誠実な対応・嘘を付かない・裏表のない正直な不動産屋さんをモットーに営業させて頂いております。
お客様のご要望に真摯に対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。


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