狭山のレジャースポット「埼玉県営狭山稲荷山公園」の概要をご紹介

新生活をスタートする際、近くに楽しめるレジャースポットがあれば嬉しいですね。
売却による住み替えの場合は売却活動などで忙しく、新生活のための情報検索に時間を割く余裕がない方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、狭山にある埼玉県営狭山稲荷山公園における概要や活動、隣接する狭山市立博物館についてご紹介します。
狭山で引っ越しをご検討中の方は、ぜひ今後のご参考にしてみてください。

狭山にある埼玉県営狭山稲荷山公園の概要

まずは、狭山にある埼玉県営狭山稲荷山公園の概要についてご紹介します。
概要①公園の歴史
埼玉県営狭山稲荷山公園は、戦後に米軍が使用していた「ジョンソン飛行場」の跡地の一部を整備してつくられた公園です。
昭和48年に返還され、平成14年4月1日から新たに県営公園として開園した経緯があります。
面積は16.5haもあり、緑豊かな都市環境の形成、地域住民のレクリエーション活動の場や防災時における避難地としての役割も担っています。
概要②施設情報
広々とした園内は、次の8つの施設で構成されています。
さまざまな目的で利用することが可能なため、あらゆる世代が楽しめるでしょう。

• 管理事務所（授乳スペースあり）：米軍将校用建物のイメージで建設されており、遊具の貸出などもある
• BBQガーデン：事前に予約すれば手ぶらでもバーベキューが楽しめるエリア
• 木道：愛宕神社の南側に位置する道で通勤・通学路としても利用されている
• フレンズガーデン：ボランティア団体「いなりやまフレンズ」が手入れをしている花壇
• 芝生広場：ゆったりとした芝生が広がるエリア
• 健康遊具広場：7基の健康遊具があるエリア
• コバトン広場：幼児用の遊具があるエリア
• ジョギング・ウォーキングコース：全長1.2kmのコース

なお、BBQ広場は3月中旬から11月中旬の期間のみ利用が可能です。
休業日や予約方法などは、ホームページの最新情報をご確認ください。
概要③見どころ
埼玉県営狭山稲荷山公園には300本ほどのヤエザクラやソメイヨシノが植樹されており、桜の名所としても知られています。
アカマツやコナラなどのさまざまな樹木や草花も見られ、自然に触れ合いながらリラックスして過ごせるでしょう。
遊具や健康器具もあり、ファミリーでのピクニックなどにはもってこいの場所といえそうです。
概要④アクセス情報
埼玉県営狭山稲荷山公園は稲荷山公園駅前という市街地の好立地にあるため、アクセスしやすいのも魅力の1つです。
トイレは多目的トイレを合わせて園内に3つあります。

• 所在地：埼玉県狭山市稲荷山1-23-1
• 開園時間：終日開放※管理事務所は8時30分から17時まで（年末年始休みあり）
• アクセス方法：西武池袋線「稲荷山公園駅」下車すぐ
• 駐車場：無料（101台）※8時30分から19時30分まで

狭山市にある埼玉県営狭山稲荷山公園における活動とは？

先述したように埼玉県営狭山稲荷山公園は地域住民のレクリエーションの場としても栄えており、さまざまな活動がおこなわれています。
ここでは、次の2つの活動についてご紹介します。
活動①ifイナリヤマフェスタ
ifイナリヤマフェスタとは、2011年の東日本大震災から毎年10月に開催されている体験型チャリティーイベントです。
地域住民や埼玉県営狭山稲荷山公園スタッフ、狭山市、東京家政大学、地域企業などのボランティアを募り、毎年さまざまなプログラムが実施されています。
東北支援先との連携企画やワークショップ、音楽ライブ、キャンドルナイト、カフェやマルシェなどの出店もあり、2022年度の来場者数は1,300人でした。
2022年度はツリークライミングやプチグランピングなどの趣向を凝らしたイベントも同時開催され、大いに賑わいました。
集まった寄付金は宮城県山元町の復興支援とNPO法人埼玉広域避難者支援センターの活動支援に利用されるため、イベントを楽しみながら社会貢献もできます。
活動②いなりやまフレンズ
いなりやまフレンズとは、埼玉県営狭山稲荷山公園をより魅力的で美しく維持できるように花壇を管理するボランティア団体です。
先述したフレンズガーデンに年に2回ほど花やハーブを植え替える活動をおこなっています。
ほかにも園内の落ち葉拾いや花壇の手入れ、花がらつみなど毎月2日程度、2時間の活動をおこなっており、園内美化に積極的に取り組んでいます。
公園の管理事務所で手続きをおこなえば老若男女問わず参加することが可能です。
植物やハーブが好きな方や土いじりが好きな方にはとくにおすすめの活動といえるでしょう。
地域貢献につながるほか気分転換にもなるのではないでしょうか。

狭山市の埼玉県営狭山稲荷山公園に隣接する狭山市立博物館

最後に、狭山の埼玉県営狭山稲荷山公園に隣接する狭山市立博物館についてご紹介します。

狭山市立博物館の概要

狭山市立博物館は1991年度から開館しており、独自の企画展や常設展示などの展示物を観賞することが可能です。
展示室は2階にあり、1階には研修室やホール、レストランを展開しています。
展示物を観賞するのはもちろん公園で遊び疲れた際の休憩場所としても利用できます。

狭山市立博物館にはどのような展示物がある？

常設展示は基本的に入間川と入間路に関する自然や風土がテーマになっています。
古代以降の狭山の歴史的資料を編年的に観賞でき、これまでの足跡を垣間見られるでしょう。
春と秋の年に2回は常設展示のガイドツアーもおこなっており、より深く狭山の歴史を知ることが可能です。
お子さまの社会勉強にも役立つのではないでしょうか。
常設展示のほかには約2か月ごとにさまざまな企画展も開催されています。
企画展では、3Dトリックアート展やざんねんな昆虫展などの近代的な展示も観賞できるため、毎回違った楽しみを味わえるでしょう。

狭山市立博物館は園内のどこにある？

狭山市立博物館は、園内の駐車場横に位置します。
施設情報についても見ていきましょう。

• 所在地：埼玉県狭山市稲荷山1-23-1
• 開館時間：9時から17時まで（入館は16時30分まで）
• 休館日：月曜日、年末年始（12月27日から1月4日まで）※月曜日が祝日の場合は開館
• アクセス方法：西武池袋線「稲荷山公園駅」徒歩3分
• 駐車場：公園の駐車場を利用

なお、入館料は大人が150円、高大生が100円、中学生以下は無料です。

まとめ

今回は、狭山にある埼玉県営狭山稲荷山公園における概要や活動、隣接する狭山市立博物館についてご紹介しました。
埼玉県営狭山稲荷山公園は、緑の広がるゆったりとした空間でリラックスして過ごせるレジャーにもおすすめの公園です。
イベントやボランティア活動なども盛んで隣接する狭山市立博物館にはさまざまな展示物があるため、どの季節に訪れても楽しめるでしょう。
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