リースバックの注意点とは？よくあるトラブル事例と対策をご紹介！

自宅を売却して賃貸に切り替えるリースバックはメリットも多いですが、のちのち後悔してしまうような、トラブルに発展することもあります。
今回は住宅ローンの返済にお悩みの方やリースバックをご検討中の方に向けて、リースバックの注意点やトラブル事例、トラブルを回避するための対策についてご説明します。

リースバックの注意点とは？トラブルになりやすいのは？

メリットの多いリースバックですが、トラブルの元になる注意点もあります。
まず、リースバックをすると住宅ローンの返済はなくなるものの、高額な家賃に悩まされることも少なくありません。
さらに賃貸期間は無期限ではなく、2年以内などの制限があるケースも多いです。
もし、契約満了時に再契約ができないようであれば、退去しなければならなくなってしまいます。
また、買取価格や買戻価格にも注意が必要です。
買取価格が相場よりもかなり安い、あるいは買戻価格が相場よりも高いケースも珍しくありません。
いずれ買い戻すことを前提でリースバックをするのであれば、資金計画に無理が生じないかチェックが必要です。

リースバックでよくあるトラブル事例3つをご紹介

トラブル事例その１：住んでいる途中に家賃が値上がり

リースバックを利用すると、支払う家賃が相場より高くなることもあります。
さらに、賃貸借契約の更新や再契約の際に家賃が値上がりして、月々の支払いが厳しくなることもあります。
住み続ける前提でリースバックを選択したにも関わらず、家賃が払えなくなれば、退去しなければならなくなるでしょう。

トラブル事例その2：買い戻し・再購入ができない

再購入をお考えの場合、買戻価格や家賃などをシミュレーションして、綿密に資金計画を立てておかないと、買い戻しは困難でしょう。
また、契約書に明記されていないなどの理由で買い戻しに応じてもらえず、トラブルになることもあります。

トラブル事例その3：勝手に売却される

リースバックによって所有者が移転すると、勝手に売却されても違法ではありません。
所有権が当初とは違う方に移ると、買い戻しが難しいだけでなく、さまざまなトラブルにも発展する恐れがあります。

リースバックのトラブルを避けるための対策とは？

トラブルのリスクが高いリースバック、どのように対策をすれば良いのでしょうか。
トラブルを避ける対策として、家賃や買取価格、買戻価格が適正価格なのか、契約前にしっかりチェックしましょう。
リースバックではどうしても相場よりも価格が下がりますが、あまりに不利な条件であれば再考が必要です。
また、契約期間や契約内容、所有権の移転などに関しても、契約書をよく確認しましょう。

まとめ

リースバックは注意点も多く、のちのちのトラブルを避けるために対策が必要です。
不利な条件で契約してしまわないように、自宅の適正価格を把握しておくことも大切です。
私たち「ハート・コンサルティング」は、埼玉県の西部地域（主に狭山市、入間市、日高市、飯能市、所沢市、川越市）エリアで不動産売却のサポートや不動産買取をしております。
弊社のホームページより、24時間不動産査定依頼を受け付けておりますので、ぜひご利用ください。