狭山市の空き家対策「空家等対策の推進に関する特別措置法」とは？

近年、全国的に増加する空き家が社会問題になっています。
埼玉県狭山市でも、空き家が増加傾向にあり、さまざまな取り組みをおこなっています。
そこで今回は、狭山市を中心に近隣エリアで不動産売却をご検討中の方に向けて、狭山市の空き家対策への取り組みについてご紹介します。

狭山市が取り組む「空家等対策の推進に関する特別措置法」とは？

まず、狭山市が空き家対策として取り組んでいる「空家等対策の推進に関する特別措置法」についてご紹介します。

空家等対策の推進に関する特別措置法とは？

「空家等対策の推進に関する特別措置法」とは、全国的に空き家が放置される「空き家問題」を解決するために、平成26年11月に定められた法律です。
管理ができていない空き家に対して、自治体が立ち入り調査や所有者の個人情報を取得することが可能になりました。
空き家の管理が適正におこなわれていない場合は、特定空き家に指定され、適正管理の助言→指導→勧告→命令がおこなわれます。
従わない場合は、罰金が科せられたり、行政代執行による建物の解体がおこなわれるたりするケースもあります。

狭山市空き家の状況について

平成30年の住宅・土地統計調査の結果より、狭山市の空き家数は7,650戸、空き家率は10.9％です。
埼玉県の空き家率より0.7ポイント高くなっています。

狭山市の取り組み

このまま放置すると特定空き家になりうる可能性が高い空き家を、6年間で40件解消するために、年間7件解消することを目標としています。
また、市民への適切な意識啓発を図る講座などを開催し、年間60人以上が参加することを目標としました。

狭山市の空き家対策として自分でもできる対処法とは？

狭山市の空き家対策として、自分でもできる対処法をご紹介します。

空き家バンクに登録する

空き家バンクは、自治体の取り組むサービスです。
空き家を登録しておくと、空き家に興味を持つ方の連絡先を空き家バンクをとおして知ることができ、取引きできます。
ただし、自分で直接取引きしなければならないため、注意が必要です。

空き家管理サービスに依頼する

空き家管理サービスを提供する会社に依頼すると、費用はかかりますが、空き家の管理をしてくれます。

空き家を人に貸す

空き家を賃貸に出すと、住人が管理をおこなってくれます。
また、家賃収入を固定資産税の支払いに充てられるなどのメリットもあります。

空き家を売却する

空き家問題の対処法として、売却することで空き家の管理などの問題はすっきりと解決します。
売りに出してもなかなか売れない物件の場合は、不動産会社による買取の利用もご検討ください。

まとめ

狭山市の空き家対策への取り組みについて「空家等対策の推進に関する特別措置法」もあわせてご紹介しました。
空き家の管理が難しい場合は、売却することもご検討してみてはいかがでしょうか。
私たち「ハート・コンサルティング」は、埼玉県の西部地域（主に狭山市、入間市、日高市、飯能市、所沢市、川越市）エリアで不動産売却のサポートや不動産買取をしております。
弊社のホームページより、24時間不動産査定依頼を受け付けておりますので、ぜひご利用ください。