2024年11月02日
狭山に引っ越しを考える際に重視したいことの1つに、子どもが通う保育園や幼稚園があるのではないでしょうか。
狭山には、見守る保育や子育て支援に力を入れている、認定こども園の「いるまこども園」があります。
そこで、狭山にある「いるまこども園」の概要や保育内容、取り組みについてご紹介します。
狭山にお引越しをご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
まずは、狭山にある「いるまこども園」の保育理念や保育目標などの概要についてご紹介します。
いるまこども園は、昭和33年4月1日創立で、0歳から5歳児の子どもを預けることができます。
保育理念は「社会で活躍し、社会に貢献できる子どもの育成」とし、子ども一人ひとりの特性に応じた保育をしているのが特徴です。
発達の課題にも配慮し、子どもが自発的かつ意欲的に関われるような環境を構築して、総合的な保育を展開しています。
いるまこども園では、「見守る保育 藤森メソッド」を導入しています。
子ども同士の関わりと、子ども自らがやりたいことを保障するのが、見守る保育です。
この見守る保育を実践するうえで必要なのが「人的」「空間的」「物的」といった環境です。
その環境と相互作用によって子どもは発達していくため、0・1歳時期では、愛着関係をもとに丁寧に一人ずつ関わる保育をし、自らやりたいという気持ちを大切にする保育がおこなわれています。
2歳時期になると、友達同士でやる集団の楽しさやルールに気付かせる保育を実施し、この時期で社会性の芽生えと自我のコントロール、基本的生活習慣の自立を目指します。
3~5歳時期では、個人の差異も大きくなるため、一人ひとりの発達課題をはじめとし、異年齢児集団での保育がおこなわれているのが特徴です。
子どもの発達課題は、必ずしもその子の月齢と一致するものではありません。
子どもを見守りながら適切な援助をして保育しているのが、見守る保育であり、いまるこども園の保育、教育の特徴でもあります。
いるまこども園は保育の目標として、以下の4つを掲げています。
上記を目標に、園で「自ら考え、判断し、行動する」活動を通して、自立と自律を育んでいます。
また、「見る・さわる・試す」など五感を使った活動を通して、子どもたちの好奇心および探究心を引き出すようサポートする保育が実施されています。
▼この記事も読まれています
埼玉県狭山市の「狭山市立博物館」ってどんな場所?展示や情報をご紹介
続いて、いるまこども園の保育方法や年間行事についてご紹介します。
いるまこども園では、異年齢児保育といった保育方法を取り入れています。
乳幼児の発達は個人差が大きいため、その子に合った内容をその子に合った方法で活動できるように発達別で生活しています。
また、子どもの発達を多角的に捉えるために、活動をチームで見守る保育を実施しているのも特徴の1つです。
そのほかにも、子どもの発達を理解し、援助の仕方を考えた保育がおこなわれています。
いるまこども園のクラスは、0歳児なぎさ組、1歳児めばえ組、2歳児ふたば組、3歳児うめ組、4歳児さくら組、5歳児けやき組と6つのクラスで構成されています。
0歳児は大切な命を預かり、1歳児でお母さんとお父さんの遺伝子を受け継ぎ個性を育み始めるめばえの時期です。
歩行も発達し、行動範囲を広げながら好奇心や遊びの意欲が培われていきます。
2歳児は、めばえた個性が姿を現し、ふたばの様子を表すのが特徴です。
行動範囲も広がり探索的な活動が盛んな時期で、自分の周囲にあるものに強い関心を抱き真似をする時期でもあります。
3歳児では、人が生きていくうえでもっとも大切な社会性を大きく育んでいく時期です。
友達との関わり合いが多くなり、時には遊具の取り合いをしたり、一方で困っている友達を助けたりします。
4歳児になると、仲間といることの喜びや楽しさを強く感じる一方で、自分なりに判断する力が生まれてきます。
5歳児では、これまでの経験のもと意欲的にものごとに関わる時期です。
けやきのように、その子の存在を必要とされ、自らが役割を果たすように育つ子どもになることを願って保育されています。
また、クラスは保育園機能が0~5歳児、幼稚園機能3~5歳児の両方を併せ持った施設です。
いるま子ども園では、「子どもの発達を見せる」「親子のふれあいを促す」「地域の文化を伝承する」「保育を厚くする」の4つの柱をもとに行事が決められているのが特徴です。
5月に実施される親子遠足では、親子で楽しみながらウォークラリーをしたり、7月には夏祭りで年長のけやき組が神輿を担いだりします。
そのほかにも、10月には親子運動会、12月にはおたのしみ会、2月には成長展といって1年間で作成した絵などが展示される行事もあります。
このように、親子で楽しめる行事が開催されているため、子どもと一緒に楽しんだり成長を見ることができるでしょう。
▼この記事も読まれています
狭山でお茶を使ったスイーツを提供しているお店をご紹介!
最後に、いるまこども園ならではの取り組みをご紹介します。
いるまこども園では、食育にも力を入れているのが特徴です。
園に隣接する農園(わくわく農園)に種をまいたり苗木を植えたりして、半年先の収穫を楽しみに先を見通す力を育んでいます。
またクッキング保育を実施し、自分で食材を調理し、それをみんなで食べるという食を楽しむことにもつなげています。
いるまこども園では、狭山市内にお住まいの子どもを対象に一時保育をおこなっています。
また、毎週木曜日の9:00~11:30は園庭が開放されているため、自由に遊ぶことが可能です。
さらに、毎週火曜日の9:30~11:30に0~3歳児までの子どもとその保護者を対象に、ハミングカフェが開催されています。
ハミングカフェでは、子育て相談から情報交換、親子で遊んだりリフレッシュの場として利用することが可能です。
子育て中の方はもちろん、妊婦の方まで参加できるため、気軽に出かけてみるのもおすすめです。
なお、利用には予約が必要なため注意しましょう。
いるまこども園では、3・4・5歳児を中心に体操教室を実施しています。
おもに、歩く・走る・跳び箱・縄跳びなどの移動系から、マット・平均台・巧技台・鉄棒などの平衡系までの体操運動です。
子どもたちに合ったステップアップカリキュラムを無理なくおこなうことで、総合的な運動能力を身に付けることができるでしょう。
▼この記事も読まれています
狭山での不動産売却!狭山ベリーランドの魅力と楽しむための流れをご紹介
今回は、狭山にある「いるまこども園」の概要や保育内容、取り組みについてご紹介しました。
いるまこども園では見守る保育を取り入れ、子ども一人ひとりの個性を重視し、子どもたちの自立を目標に保育がおこなわれています。
また、食育の取り組みだけでなく子育て支援にも力を入れているため、気軽に相談できる環境が整っており、安心して通えるこども園といえるでしょう。
狭山の不動産売却ならハート・コンサルティング株式会社へ。
エリア密着型なので、スピーディーな売却が可能です。
親身な対応と誠実な査定を心がけておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
© ハート・コンサルティング株式会社 All Rights Reserved.